我が家の保護猫
今日は実家にいる猫たちの話をします。
私の実家にはもうかれこれ20年ぐらい、絶えず保護猫がいます。
ことの発端は小学生だった妹が近所にいた猫に牛乳を与えたこと。
当時父は猫を飼うことに大反対だったので、玄関先に段ボールを置いて
その中でその猫を飼い始めました。
現在は3匹の保護猫が実家で暮らしており、
母も年齢的に今いる3匹が最後だと決めているようです。
今日はそんな3匹の紹介です。
①大和(やまと)
10年ぐらい前に動物病院主催の譲渡会で引き取った黒猫のヤマト。(推定10歳)
性格はめちゃくちゃビビり。小心者。臆病。(笑)
スタイルは抜群。手足の長さは今まで飼ってきた猫の中で一番。
小さい時から静かな性格で、
暴れて家を破壊されなかったのはこの猫だけなんじゃないか?と思う。
最近は本当に寝てばかりなので、少し若さを取り戻してほしいような?(笑)
②皐月(さつき)
5月に保護したから皐月。通称さっちゃん。(推定10歳)
保護した当時、私の通勤路に猫が大量に繁殖している猫屋敷があり
そこで具合が悪そうにしていた姿が目につき保護しました。
保護した時はお腹に4匹の子供がいながらも2キロないぐらいの飢餓状態でしたが、
現在ちょっと太り気味・・・
ペット用の鰹節中毒(笑)
ヤマトとは真逆の性格で、何にも動じない大暴れレディ♡
保護してからはもうすぐ10年ぐらい。
③花道(はなみち)
まだ我が家に来て1年経たない新米ボーイ。(推定1歳)
私の車のエンジンルームに入って鳴いていたのを保護しました。
元々先住猫が2匹いたので、引き取り先を探す予定だったのですが、
世話をしているうちに母親が飼いたいと。
今まで見たことがないぐらい人が大好きな、大暴れ小僧。(笑)
彼のお昼寝中が一番平穏な時間かもしれない。(笑)
この大暴れはいつ落ち着くのか、落ち着く日は来るのかこうご期待。
保護猫を通して学んだこと
私が自分の意思で保護したのはさっちゃんが初めてであり、
最初で最後になるかもなとも思います。
私が保護猫との生活で学んだことは、現実は甘くないということです。
費用的な面でいえばワクチンや避妊手術などの初期費用はもちろん、
その後の餌代やトイレの砂代、病院代。
地味に出費があります。
次に住居の問題。
当時私は1度目の結婚をしていて、実家から出るつもりがなかったので
住居のことをあまり気にせず保護してしまいましたが、
今みたいに賃貸で生活していくと決めていたら保護することはできなかったと思います。
田舎だからなのかもしれませんが、ペット同居可の賃貸って無いに等しかったです。
現在は金銭的な負担以外はお世話を実家でやってもらっているので
その点、考えが甘かったなと思います。
かといって、保護した気持ちに全くの後悔はなく、
さっちゃんには今でもかけがえのない時間をもらっていると思っています。
私はさっちゃんを保護したことで、本当に多くの経験をさせてもらっています。
特に、さっちゃんが私に少しずつ慣れてきてくれた頃のことは忘れることができません。
保護猫は人慣れしていないところからスタートすることも多いと思います。
私の場合はさっちゃんがまだ幼かった時に保護したというのもあって
難易度的にはそんなに難しくなかったと思いますが、
猫ちゃん側が自分たちに慣れてくれるのを待つのは根気がいるものです。
ただ、それを乗り越えた先に待つ自分たちに慣れてくれたかな?と思える瞬間は
本当に嬉しいものであり、忘れられない思い出になります。
もちろん猫ごとに性格があり、どれくらい慣れてくれるのかもまちまちですが、
私がこれまで実家で見てきた保護猫たちは
全く自分たちに慣れてくれない子はいませんでした。
毎日淡々と餌をやり、トイレを掃除し、時が過ぎるのを待つ。
猫ちゃん達もこういうのを見てくれているのかな?って思います。
私が保護して一番良かったなと思うときは、
さっちゃんが気持ちよさそうに寝ている顔を見るときです。
幸せかどうかは猫ちゃんたちにしかわからないけど、
気を許して寝られる環境を与えることができたことだけは事実なので、
それを堪能している姿を見ると本当に嬉しく思います。
ちょっとした猫ちゃん紹介のつもりが、
保護猫について語ってしまった。(笑)
保護猫に限らず、動物と触れ合える環境って素敵ですよね♪
動物園や水族館も好きなので、治療終わったらまた行きたいな~
最後まで読んでいただきありがとうございました!