針生検の結果
針生検の結果を後日聞きに行きました。
結果、内胸リンパへの転移は無し!
やったーーー♡
でも念のため、PETCTの検査が追加に。
また数日後にPETCTの検査に来て、新婚旅行後に結果を聞くことになりました。
そしていよいよ検査の日程だけでなく、治療の予約も入りました。
また、検査結果を聞いた数日後に初回の抗がん剤治療が開始される予定になりました。
治療の流れ
私の場合は標準治療をそのまま行うことにしました。
①キイトルーダ(3週間に1度)+カルボプラチン(毎週)+パクリタキセル(毎週)→3か月間
②キイトルーダ(3週間に1度)+EC療法(3週間に1度)→3か月間
③手術
④放射線治療
⑤術後キイトルーダ(9回)
キイトルーダはまだ新しい薬で強く副反応が出てしまうと、
一生服薬が必要になる病気を併発すると説明があり、説明を受けたときは正直使用するのを嫌だと思っていました。
まだ32歳なのにこれからずっと薬飲むかもしれないなんて、、、
今までの自分の生活からは想像がつきませんでした。
家族はみんな、当然やれる治療は全部やるでしょ!という認識。
でも私だけは、病気の治療で別の病気になるかもしれないなんておかしい。。。という気持ちでした。
キイトルーダの使用を迷っていると看護師さんに相談したところ、
急遽先生と話す機会をいただきました。
先生としてはもちろん、どちらでもOK。
まだ若いから強く副反応が出たときのことを考える気持ちもよくわかる。
ただ、再発率を10%近く引き下げるというのも凄い効果。
そして、万が一再発した場合は根治を目指すことはできない。
それを聞いてキイトルーダを使用することに決めました。
それまで私は再発しても根治を目指せるものだと思っていましたが、実際はそうではなかった。
生きたくないの?とストレートに聞かれた気持ちになりました。
ようやくそこで生きるための努力をしようと覚悟が決まりました。
行ってよかった新婚旅行
新婚旅行の予約も半年以上前に入れてあり、その時は2人で行く初めての海外旅行が楽しみでしかたありませんでした。
それが癌だと言われたら突然こんな風に思い始めました。
癌の体で海外旅行なんて行って平気なの・・・?
こんな精神状態で行って楽しめるの・・・?
全部終わってスッキリしてから行きたい・・・
職場にも元々お願いしていた新婚旅行休暇に加えて、
いつ戻ってくるか全く未定の休職の依頼も出さなきゃいけなくて。
引継ぎも上手く終わるかわからないし、、、休みづらいなとか。(→勝手な被害妄想)
行ったらきっと楽しい!って頭ではわかっているつもりでも
当時はとにかく目の前の癌と仕事の引継ぎにいっぱいいっぱいになっていました。
行ったら絶対楽しいよ♪
でも無理せずキャンセルしようか?
と何回も声をかけてくれた夫には本当に感謝しています。
結局行って良かったです!!心の底からそう思いました。
オーストラリアのグレートバリアリーフでがっつりシュノーケリングをし、
灼熱の中、ウルルも見て帰ってきました。(笑)
グレートバリアリーフで今まで見たことのない大きなサンゴ礁を見たとき、
絶対に生きてまたここに戻ってきたい!そう強く思いました。
癌になってからは、もしかしたらこれが最後になるんじゃないかとか
後ろ向きなことを考える時間がとにかく増えていたので、
グレートバリアリーフで癌になって初めて自然と前向きな気持ちになったと思います。
グレートバリアリーフでってのがちょっとおしゃれやな~なーんて(笑)
癌とか関係なしに、シュノーケリング好きの方は人生で1回は訪れてほしい場所です♪
結果、私の場合は6泊8日のオーストラリア旅行で、がつがつ海を泳いでも問題なかったです。
海に浮かんでいるときにライフジャケットが浮力で胸のシコリに当たって痛かったですが、
それ以外は全く問題なしでした。
抗がん剤治療が始まってからだと厳しかったかなと思います。
体調が劇的に悪くなるし、体力も落ちてしまったからです。
治療後に行くならある程度体力を戻してから行った方がおもいっきりっ楽しめるかもしれないです。
2回目の診断
PETCT検査の結果を先生から聞きました。
(先生)内胸リンパに色が付きました。内胸リンパに転移ありというかたちで進めます。
・・・ショック。
でもステージが上がっても治療方法など何も変わらないとのこと。
先生も以前言っていたけど、ステージⅠ~Ⅲは分類分けするだけのものであって
意外と大差ないのかもな。なーんてプラスに捉えたり。
当時はここまでプラスに捉えられなかったけど、もう治療開始も目前に迫っていたので
もう気持ちは抗がん剤の副反応対応へ向かっていました。