こんにちは。
病理検査の結果について、書こうかとても迷いました。
治療をし始めて、自分と人の結果を比べて悲しい気持ちになる人がいるかもしれないと思ったからです。
(私自身、他の方の抗がん剤の効き具合をXなどで調べて不安になりました)
結局書くことにしたのは、これまで全部書いてきたし、
ずっと読んでくれている方もいるからな、と思ったからです。
もし不安になるかもしれないと思ったら、ここで読むのを止めてください。
あくまでもこれは、私の体の結果なので、皆さんとは全く異なります。
病理検査結果
完全奏功とまではいきませんでしたが、
私も家族も「抗がん剤治療を頑張ってよかった」と思える結果でした。
病理検査結果は手術日から5週ぐらいで出ると説明をうけており、
手術日が2024年06月19日で、結果を聞きに行ったのが7月29日でした。
説明を受けたときにいただいた書類は下記の書類です。
・しこりの大きさは治療前の18cm→0.9cmへ縮小
・大元のしこりの周辺に小さい生きた癌細胞が残っていた
・生きた癌細胞が少なすぎてki67の数値は測定不能のため、治療前の30%が暫定数値になる
・リンパ節転移が確認できていた癌細胞は死滅していた
・癌の顔つきグレード2
先生から「抗がん剤が大変よく効いたと判断します」と言っていただいたき、ホッとしました。
でも残念ながら、生きた癌細胞が残ってしまっていたので
抗がん剤治療が最後に半年間追加になってしまいました。
術後の治療の流れは下記のとおりです。
放射線治療(25回)→キイトルーダ(9回)→抗がん剤服用(半年間)
検査結果を聞いた後、その場で放射線科の予約を入れてくださり、
翌週に放射線科の先生から治療の説明を受けることになりました。
検査結果を受けて思うこと
検査結果を聞いた日は、
嬉しさ50%、ショック50%でした。
とにかく抗がん剤治療が追加になったことが嫌で嫌で。
その日の夜は夫に当たり散らした気がします。(苦笑)
夫は抗がん剤治療が追加になったことで、少し安心したと言っており、
「治療する側の気持ちなんてわからないくせに」と
声を荒げてしまいました。
一度終わったと思った治療を再びやるのかと思うと、
振り出しに戻されたような言いようのない気持ちになりました。
夫には申し訳ないなと思いながらも、当時は感情を抑えることができませんでした。
ただ、それから日が経った今は気持ちも落ちつき、
病理検査結果を嬉しさ70%ぐらいに捉えることができています。
夫の言う通り、治療をフルコースでやってもらえることが
後の安心感にもつながるかもしれないと思うようになりました。
それに先生が「よく効いた」と言っているんだから、
良かったんだろうと思っています。
それになにより、日が経った今は検査結果を詳細に覚えていません。
きっとただの通過点だし、治療方針を決めるための材料でしかなかったんだなと改めて思います。
騒いでも治療を止める勇気はないし、やるしかないんですよね。
乳がんと闘っている人、みんな優勝
トリプルネガティブの時点で、ホルモン剤が使用できるタイプより
治療期間が短いことはわかっていました。
それに最近取材を始めたこともあり、ホルモン剤治療をしている方と話す機会が多く
ホルモン剤治療と向き合っている方の大変さを知りました。
結局、どのタイプも一長一短で「乳がんと闘っている人、みんな優勝! 」だと思います。
プロフィール欄に記載していた治療終了予定時期を大幅に修正し、
また気合いを入れ直して治療に進みます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。