乳がん術前検査結果(EC療法検査結果、抗がん剤治療検査結果)

こんにちは。
先日受けた術前検査の結果を昨日聞いてきたので、
そのことについて書いていきます。

入院案内

この日は検査結果を先生から聞くことと、
看護師さんから手術のための入院について説明を受けることになっていました。

先生の予約時間は11時でしたが、相変わらず外来は混んでいますので
先生の待ち時間の間に先に入院について案内を受けることになりました。

入院について説明してくれる看護師さんがいる部署が2階にあり、そこに行くように案内されました。

そこでは簡単な問診と当日の持ち物の説明がありました。
時間にすると15分ぐらいでした。
持ち物や注意事項が書かれた書類と、リンパ浮腫や術後の下着の選び方についての
資料をもらいました。

その後入院受付の窓口に行って入院時に必要な申込書の説明を受け、書類をもらいました。
入院受付の窓口は混雑していて、5組ぐらいが待っており
案内されるまでに30分ぐらい待ちました。

以前緊急入院になったときは午後だったせいか待ち時間がなかったので
午前中はこんなに混んでいるのかと驚きました。

入院受付での説明が終わってから再度乳腺外科の受付に戻り、先生の診察を待ちました。

抗がん剤治療の検査結果

先生から検査結果を聞けたのは12時15分ぐらいだったと思います。

結果としては、大元のシコリが18mm→11mmに縮小。
大元のシコリ周辺に散らばっている癌細胞の範囲が33mm→28mmに縮小。
よって、EC療法も効果があったとのことでした。

パクリタキセルの後のエコー検査では、元のシコリが18mm→16mmに縮小しているという結果だったので
EC療法では5mmシコリが縮小してくれたようです。

エコー画像もMRI画像も見せてもらいましたが、
エコー画像で見て取れた変化は、シコリや散らばっている範囲の
境目が治療前よりもぼやけてわかりにくくなっていました。
MRI画像の方は以前は白くて大きな塊のようだったシコリが
小さい丸程度に小さくなっているのが見て取れました。

先生からは、完全になくなるまではいかなかったが薬が効いたという結果は出たということと、
術後の病理検査によっては中の癌細胞が死んでいる可能性もあるという説明を受けました。

その後に何か質問があるか聞かれ、他には手術の説明や必要書類の説明を受けて終わりました。

私としては少し残念な結果でした。
出来れば凄くよく効いて、シコリが全部消えたらいいな~と思っていたし、
消えないまでももう少し小さくなってほしかったというのが本音でした。

もちろん術後の病理検査で中の癌細胞が死んでしまっているという可能性は残っていますし、
仮に癌細胞が生きたまま残っていたとしても今後の治療や
生活が変わるわけでないことは理解しています。

でも急に私ってやっぱりステージⅢなのだなと思ったり、
長く生きれるのかなと不安に思ったりして、
久しぶりに病院で少し泣いてしまいました。

ここ何か月かは泣いたりすることはなく、楽しく生活できていました。
だからこういうのは久しぶりでした。
(でも癌になってから泣きまくったので、泣くのはもうプロ級笑)

抗がん剤治療を続けたくてもできない人がいる中で、
私はなんとか続けることもできたし、効果もあった。
それはとても幸せなことであるはずだし、感謝すべきことである。
そう頭ではわかっているはずなのに、もっといい結果が欲しかったなんて
私は欲張りなのかな・・・そんな風に思ったりもしました。

他にも、もっとウォーキングをしたり体を動かしたほうが
いい結果が出たんじゃないか、もっと努力できるところがあったんじゃないか。
そんな風にも思いました。

今回の結果はショックというよりも、悔しいという気持ちになりました。

半年間しんどい思いをして乗り越えた結果がこれか。。。と。

私は当事者だから

検査結果を聞いた後、ずっと楽しみにしていたしゃぶしゃぶ食べ放題に行きました。

そこで大柄で凄い量のお肉を食べている家族を見て、
明らかに私より不健康そうな人たちが元気なのになんで私が癌なんだろう。
と、癌になって初めて他人に妬みのような感情を抱きました。
完全に偏見ですし、失礼な話ですけどね。。。

自分の心がすさんでしまったと思いました。
本当に良くない。

癌になってから今までは、意外と友達のことを羨ましく思ったりしませんでした。
もう別次元というか、友達と自分は他の人種というぐらい
自分は別のところに来てしまったという感覚が強かったからだと思います。
それが今後は友達のことを急に羨ましく思ってしまうのではないかと思ったら
今後も友達と普通に接していけるのか少し怖くなりました。

検査結果を受けて夫と話しました。
夫は私の検査結果を〇ととらえていて、私は△ととらえていました。
なぜ夫のように前向きに受け取れないのかと、
なぜもっといい結果が良かったと思ってしまうのかと
自分で自分の感情の整理ができず、涙が出ました。

すると夫に、

「治療をしている当事者だからそれは当然だと思う」

と言われて妙に納得できました。

これまでも物凄く手厚くサポートしてくれていたし、だれよりも一緒に悲しんでくれていた夫でさえ
同じ結果を聞いても受け止め方が異なる。

やはり当事者にしか理解できない感情ってあるんだろうな。
そんな風に思った日でした。

でもどんな結果でも前向きにとらえて前に進んでいきたいと思うので、
数日はしょんぼりしているかもしれませんが、
早めに気持ちを切り替えて、手術までの少しの休息期間を
思いっきり楽しみたいと思います!

看護師さんに手術までの期間の行動制限があるのか質問をしたところ
何もないので美味しいものいっぱい食べて楽しんでください♪
とのことでした。
手術までに気合い入れて美味しいものいっぱい食べるぞ~!!(笑)

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。