乳がんEC療法4回目(最終日)
こんにちは。
2024/05/09に最後のEC療法(4回目)を無事に終えました。
今日は現在の体調や心境を書いていきます。
EC療法4回目の副反応
吐き気について
今回は抗がん剤投与後、早い段階(病院を出るころ)からムカムカしてきて
家についてから1時間後(投与後2時間後)ぐらいに頓服の吐き気止めを飲みましたが、
2回目、3回目の時よりもムカムカした感じが強く、
夕飯は半分ぐらいしか食べることができませんでした。
スマホやPCで画面をスクロールしているのを見ているのも気持ちが悪く、
投与から4日経った今もまだスマホやPCはあまり見ないように気を付けています。
いつも通りだったら1週間ぐらいで落ち着いてくれるかな?と思っています。
便秘について
前回の投与後にひどい便秘になってしまい苦しかったので、
今回はもう投与した日の夜から処方されている下剤を飲みました。
そのおかげで今回は便秘に苦しめられることもなく、助かりました。
前回は4日ぐらい便通が無くなってしまったので、
今回は投与日から3日間下剤を飲んでいました。
(何日も飲むのはよくないのかもしれないので、主治医に相談してください)
下剤を飲むのをやめてからちゃんと便通があるか不安でしたが、
下剤をやめた翌日にも便通があったのでほっとしました。
私は便秘が本当にストレスなので便秘がなかっただけでもとても嬉しいです。
血管痛について
投与日当日はあまり感じないのですが、翌日から血管痛や腕の腫れを感じました。
もちろんそれは現在も解消しておらず、手の甲は血管が見えないぐらい
パンパンに腫れていて、抗がん剤を打った血管が走っているであろう腕の側面も腫れています。
腫れは1週間ぐらいで治まると思いますが、
血管痛はどれくらいで治まるのかは正直まだ未知です。
これまで打ってきた箇所も未だにまだ痛むからです。
看護師さんからも細胞が生まれ変わるのを待つしかないと言われており、
のんびり待とうと思います。
これまで無事に4回の治療に耐えてくれたと思うと自分の血管にも感謝しかないです。
口の中の不快感
今回口の中の不快感をあまり強く感じませんでした。
投与後3日間ぐらいは口の中が変な味がしましたが、
前回よりは全然軽かったですし、解消されるのも速かったです。
これもまた嬉しかったです。
日中ずっと口の中が不味いと本当にストレスなので。
もう二度と味わいたくない副反応の一つです。
(というか副反応なんてもうどれも二度と味わいたくない)
脱毛について
今回もやはり投与後3日間ぐらいは脱毛がありました。
でも前回同様、全てが抜けてしまうようなことはなく、
前回よりも髪が残っている感じがします。
EC療法中は少ないながら髪がずっと生え続けてくれたおかげで
髪が今までよりも残っている感じがするんだと思います。
最近では家族にも、頭が黒くなってきたね♪
と言ってもらえるようになりました。
手のしびれ
手のしびれは少し残っていますが、
4回目の投与後にしびれが強くなったような感じはしないです。
ただ、乳がん友達の話を聞く限りしびれはしばらく残るようなので
これものんびり解消されるのを待つしかないかなと思っています。
ただ私は生活に支障が出るほどしびれがあるわけではないので
かなり軽くすんでいる方だと思います。
現在の心境
EC療法4回を無事に終えることができて素直に嬉しいです。
でも今はまだ副反応が完全に抜け切れていないせいか、まだ完全に終わった感じはせず
副反応が抜けたらもっと嬉しいんだろうなと思います。
今はしばらく控えていたお寿司や生野菜を思いっきり食べたいなと
食べたいものをピックアップしてやたらとYouTubeで爆食い動画を見あさっています(笑)
私は生魚や生野菜を控えるように先生から指示をもらったことはありませんでした。
ただEC療法1回目の後に好中球の減少で入院してから
白血球が下がりすぎてしまうと生魚や生野菜からも感染するリスクがあるということを知り
なんとなく控えていました。
実際に入院した時に隣のベッドだった人は控えるように言われていました。
でもようやくこの生活からも解放されるのかと思うと、
今文字に起していると嬉しさが増してきた気がします♪
乳がんになる前は何も考えずに口にしていたので、
食事の制限があるということがこんなにストレスだとは思いませんでした。
そして今一番思うことは、EC療法を無事に4回終えられたことが幸せだということです。
私はXで乳がんのアカウントを作って運用していますが、
正直Xを始めるまでは、続けたくても治療を続行することができない人がいることを知りませんでした。
とくに若い人にでもそういうことがあるということは想像もしていませんでした。
多くの乳がんや他の癌患者さんとXで繋がって、
毎日多くの人の近況を見ています。
治療を続けたくても続けられない人や、
治療を続けられないことによる今後の不安を目の当たりにしていると、
無事に治療を進められていること自体が本当に幸せなことなんだなと感じます。
私もEC療法1回目の後入院した時に、
キイトルーダを一度お休みするかもしれないと言われた時は
物凄く不安になり、看護師さんに泣きついた経験があります。
ただでさえ不安な闘病生活の中で、答えの出ない不安要素が増えるということが
いかにしんどいことなのかを考えると胸が苦しくなります。
だからこそ、今無事に治療を進めることができている現実を当たり前と思わず
支えてくれている周囲の人すべてに感謝し、
耐えてくれている自分の体にも感謝しながら今後の治療にも進みたいなと思います。
去年の今頃には想像していなかった自分に今なっている。
不思議な感じです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。