こんにちは。
これは私の乳がん体験談の小さな記録。
たまには最近の嬉しかった出来事を書こうと思います♪
乳がんの取材に対応してくださった、たまさんと初めて
お会いしてきたので、その日のことについてです。
これまで真面目な乳がんの治療記事ばかりだったので、
今日はゆるりと読んでいただけたらと思います。
乳がん経験者のたまさんとの出会い
たまさんとの出会いは、乳がんの取材記事を書くために
私が取材をお願いしたことがきっかけでした。
取材後、記事の作成中に私に脳腫瘍が見つかってしまったため、
記事の完成までにかなりお時間をいただいてしまいました。
記事の修正でやり取りをしている最中だったため、
突然の転移報告に驚かせてしまったかもしれません。
でもそんな中、玉さんは入院中や退院後も気遣ってDMを何度もくださいました。
正直、一度取材をさせてもらっただけなのに、
気にして何度も連絡をくださったことに驚いていて。(笑)
なんて優しい方がこの世にいるんだと・・・!
元気になったら会いに行きたいと、入院中から思っていました。
脳転移後の体験談
たまさんは脳転移がわかった私に最初にご親族の話をしてくれました。
乳がんではないけれど、別の臓器の癌で脳への転移があったご親族が
今では治療を完了して、身体を使うお仕事に復帰されているというお話をしてくれました。
私はこの話に入院中にとても励まされて!
「そんなハードな仕事に戻れるなら、事務職の私なんて絶対戻れるじゃん!」と強気になれたのをよく覚えています。
たまたまそのご親族も私と同じように小脳に転移があったようで。
同じような症状だったから余計に安心感をもてたんだと思います。
私もその方と同じように、今後がんばって元気に生きるので、
同じような脳転移の方に少しでも勇気を与えられたらいいな~なんて思っています。
たまさんとの初対面
脳の転移後、癌と向き合うのが怖くなってしまい、
しばらく乳がんのブログもXも完全に開くことをやめていました。
退院後何か月も経ってから、ようやくたまさんの記事も完成させ、
たまさんに直接会ってお礼を言いたい!って行動することができました。
一度zoomでお話しているとはいえ、会うまでは楽しんでもらえるかな?とか、
社交辞令じゃなく本当に誘っちゃったけど良かったかな?とか
少し緊張していたのですが、そんな心配は御無用でした!
初対面なのに、初対面じゃないというか、
乳がんのことも話したけど、もっと楽しいことをいっぱいお話して。
時間が本当にあっという間でした!
久々にこんなにあっという間!って感情を味わったような気がします。

たまさんと食べた冷製生ハムパスタ
ドリームマップ
たまさんから教えてもらって早速やったのがドリームマップ作りです。
自分のやりたいことや行きたいところなど、
思いつくものの写真を一つの洋紙に貼っていくものです。
たまさんはドリームマップに書いた夢はどんどん叶っているとおっしゃっていて。
私もすぐやろう!と思いました。
ネットでドリームマップを検索すると手書きで作成するものが多かったですが、
私は手書きが面倒だったので、canva(動画編集アプリ)で作成しました。
人は叶えられるものしか想像できないという話を聞いたことがありましたが、
たまさんの話を聞いていて、それって本当かも!と思うことができてワクワクしました。
乳がんだって夢をみた方が楽しい
乳がんになって、現実を突き付けられることが多かった気がします。
医療の世界って、どうしても型にはめられたものが多いと思うんです。
それが悪いとかではないんですが、生存率や、再発率など
数字で見ることで心が疲れてしまうことが多くなって
しんどくなってしまうことが私にはありました。
そんな中で、自分がこれから思い描く将来像や、
行きたいところ、叶えたい夢だけを考えて
それを一つのシートに詰め込む作業って、
素敵な作業だな♪ 心が癒されるな♪ って思ったんです。
現実を受け止めることも時には必要ですが、
それよりも自分が楽しいと思えることへの時間を増やしていきたい!
今の私はそう思っています。
たまさんは、そんな楽しい話をしながら終始素敵な笑顔をされていて。
「太陽みたいなひとだな!私もそうなろう!」と思いました。
たまさんも、以前お会いした乳がんの先輩に
「口角を上げているだけでいい!」とアドバイスをいただいたそうです。
私もこれからこれまで以上にたくさんの笑顔で、
心も体もたくさん楽しませていこう!と思わせてもらった時間になりました。
癌の人がみんな、たくさん夢を見て、
その夢をどんどん叶えていってほしいな~♪

たまさんに頂いたお土産
生きることが誰かのためになるかもしれない
たまさんと会った日、姉家族の家に泊まったんです。
たまさんとのランチも、姉家族と夫が全員で
私の送迎をしてくれました。(姉家族の家が奇跡的に近かった)
私は自分ひとりで向かう気だったので、
送迎してくれると聞いた時、
「こんな贅沢な、幸せなことってある!?」って思いました。
姉たちは何とも思っていなかったかもしれないけど、
ひとりでめっちゃ幸せを感じていました。
大切な友達に会えて、大切な家族のもとへ帰れる。
こんな幸せなことってないよね。
こんな気持ちになれたのも、乳がんになったからかもしれない。
主人と二人の帰り道、たまさんと会って感じたことや、
これからの話をたくさんして涙が溢れました。
主人が、私が一生懸命生きている姿を見て、
自分も頑張らなきゃ!って思う。
と話してくれました。
たまさんや乳がんの方が生きていることは私にとって、
とても大きな心の支えになっています。
それと同時に、もしかしたら私が生きていることも、
家族や誰かの支えになるのかもしれない。
そう思ったら、自分の生活も少しずつ書いていこうかなって思いました。
なんか、普段乳がんのこと書いているときよりも緊張しました(笑)
私の他愛のない日記を読んでくださり、ありがとうございました!
みんなにたっくさんの幸せがありますように♡